
かつては共にWWEを統治するために生まれてきたと信じていた3人のスーパースター達が、今、袂を分かち合った。レッスルマニアで行われるトリプル・スレット・マッチで、ランディ・オートン、テッド・デビアス、コーディ・ローズが火花を散らす。
以前もレガシー内部でいざこざはあったが、3人はチームを組んだその日から結束を強め、大きく花開いてきた。だが、最近数ヶ月、小さな口論が大きな亀裂へと変わり、デビアスとローズはオートンの影に隠れてしまうことに嫌気が差し始めた。2人はそれぞれ個人としてスポットライトを浴びる時がやってきたと信じている。そして、ついにそのチャンスが誰もが認める大舞台でやってきたのだ。
2008年にコーディ・ローズとテッド・デビアスが世界タッグチーム王座を獲得した時、2人のWWEレジェンドの息子達は信じるものを一緒に追い求めることが運命だと思った。ダスティ・ローズの息子コーディと、"ミリオンダラー・マン"の息子テッドは、自分達こそがWWEの未来を背負って立つ人物であり、自分達の道を切り開きながら、有名な父達から受け継いだ功績を次世代につないでいく人物であることを証明しようとした。この姿勢に目を付けたのが、同じくWWEホール・オブ・フェイマーの"カウボーイ"ボブ・オートンを父に持つランディ・オートンだった。
ザ・ヴァイパーの指導を受けながら、デビアスとローズは"レガシー"として、RAWのロースターの中でも認知度の高い恐れられる存在になった。オートンは新しい子分達を使って、勝ち目の少なそうな試合では"保険"として使うようになった。その結果が、2009ロイヤルランブル優勝と、2009年に3度勝利したWWE王座選手権だ。
だが、オートンが頂点であり続けることは自分の運命だと思っているのと同じく、デビアスとローズも自分達こそ頂点に立つ人物だと信じていた。3人がそれぞれ抱く感情は不和をもたらすこともあったが、最終的にオートンにとって弟子達に頼り切ったことが徒となり、最近3ヵ月で2度にわたりWWE王座獲得に失敗してしまった。
元の弟子と対決することになったザ・ヴァイパーは、負けん気の強いデビアスとローズが互いに悪感情を募らせると信じている。レッスルマニアに向け、デビアスとローズの間の緊張感は高まり、自分こそがレガシーで突出したスターであることを証明しようと考え始めている。
この3人のスーパースター、そして3人のWWEレジェンドの息子達は、年間最大のイベントでそれぞれの功績を確固たるものにしようと考えている。果たして、オートンが元弟子達に対し、自分の方が優れていると証明するのだろうか? あるいは、デビアスかローズが立ち上がり、レッスルマニア初勝利を飾るのだろうか?