SMACKDOWN

[#509] SmackDownもエクストリームな展開へ!

ジャッジメント・デイPPVから明けたSmackDownは、オハイオ州シンシナティで始まった。ショーの開始と同時に世界ヘビー級王者エッジが登場、王座防衛を果たした自分自身こそSmackDownの顔だと主張、WWE中でも屈指のスーパースターだと強調した。すると、セオドア・ロングGMが現れた。

ロングGMは、マット・ハーディによるジェフ強襲がエッジ勝利の遠因となったことを指摘、次回PPV"エクストリーム・ルールズ"でリマッチを行うことを明らかにした。エッジは、マットの強襲の有無に関わらず、ジェフ・ハーディは落伍者だと主張、リマッチを拒んだが、ここでジェフ本人が現れた。

ジェフは自らを落伍者だと認めながらも闘争心を持つスーパースターには変わりないと主張、次回PPVの各試合で必須となる"エクストリーム・ルール"の選択権を争うべく、今夜シングル・マッチでエッジと勝負したいと提案した。

血相を変えて嫌がるエッジだが、ジェフはリングを下りて客席に飛び込み、WWEユニバースを形成するファン達にマイクを向けてシングル・マッチを見たいか否かを聞いて周り始めた。ファン達は、"Hell yeah ! "と2人の勝負を渇望している。

ロングGMは、SmackDownはWWEユニバースを形成するファンのためにあると明言、エッジとジェフによるリマッチ向けエクストリーム・ルール選択権争奪戦を決定したのだった。

モリソン、タッグ戦でも快進撃!

今夜の第1試合は、シェルトン・ベンジャミン&チャーリー・ハースにリッキー・オーティーズが加わった3人と、ジョン・モリソン&クライムタイムというタッグ・チームによる6マン・タッグ・マッチだ。試合開始のゴングが鳴ると、最近抗争が激化する一方のモリソンとベンジャミンによる一騎打ちが見られるかと思ったが、ベンジャミンはすぐにオーティーズと交代、攻防が始まった。

モリソンは、力任せに先制を仕掛けてきたオーティーズへスピーディな反撃を展開、SmackDown移籍後では初の公式参戦となるシャドと交代した。シャドはパワフルな攻勢でオーティーズを翻弄、JTGと交代してダブル攻撃を成功させると、代わったモリソンが鋭い一撃を放ってカバーに入った。

オーティーズは、度重なるカバーを跳ね返すと交代してきたJTGに反撃、自陣へ引き込んでハースとの交代に成功した。ハースはJTGに攻勢を仕掛け、フロアへと叩き出した。が、JTGは転落しながらも着地に成功、リング上で得意げになるハースを背後から反撃、逆にフロアへ蹴落としてみせた。直後、アシストに入ろうとする両チームが対峙、リング上は混乱する。

リング上での攻防が再開されると、交代したベンジャミンが攻勢を開始、オーティーズと連係しながらJTGを孤立へと追い込んでいく。JTGは足を掴まれて阻まれながらもモリソンとの交代にこぎつけ、代わったハースとの攻防へ突入した。

モリソンは猛攻を仕掛けてハースを追い込んだが、オーティーズとベンジャミンがカット、しかしシャドが援護に入って2人を駆逐、ハースはモリソンを捕らえてスープレックスを敢行、モリソンは後方へ投棄されながらも着地、攻めてきたハースをコーナーへ叩き込むとスターシップペインを炸裂、3カウントを奪ってクライムタイムに勝利をもたらした。

女子王座挑戦権争奪戦!

2試合目は、最近になってライバル心むき出しで競い合う2人、ミシェル・マクールとゲイル・キムによる女子王座挑戦権を争う試合だ。試合開始のゴングが鳴ると、2人は果敢な先制による攻防を開始、キムはマクールの強引な攻めを封じてフロアへ駆逐するが、フロア上へ深追いしたところで捕まってコーナーポストへ叩きつけられてしまう。

リング上で攻防が再開されると、マクールはキムの左腕を仕留め、さらにロープを使った攻撃を仕掛けるが、キムはスピニング・ヘッドシザーズを狙ったところを捕らえられながらも、そのままマクールの首から上半身を締めつける攻めを展開、そのまま姿勢を崩して押さえ込むが、脱出したマクールにフロアへ引き落とされてしまう。

しかし、キムは髪を掴んで引き上げられそうになったところでマクールをロープへ叩き込むと、スピーディかつアクロバティックな動きで反撃を開始、ところがコーナー最上段へ上がろうとしたところで、マクールに同伴してきたアリーシャ・フォックスの妨害を受けてしまう。

マクールは、再度最上段へ上がったキムを一蹴して動きを封じると、倒れこんできたキムを逆さに捕らえ、足をフックして正面へ倒し潰すフィニッシュ技を敢行、3カウントを奪って女子王座挑戦権を獲得した。

ジェリコ対パンクのリマッチ!しかし…!?

3試合目は、クリス・ジェリコ対CMパンク戦が実現したが、この試合は事実上のリマッチだ。彼らは、24時間前に放送されたWWE Superstarsでも対戦、CMパンクがGTSを炸裂させてジェリコを制している。ジェリコにとっては雪辱戦だ。

試合が始まると、パンクがキック中心の打撃で先制、ジェリコも反撃に転じるが、CMパンクチャントがこだまする中で放ったスプリングボード・ドロップキックをかわされ、フロアへ転落してしまう。パンクはすかさずフロアへ下りて、ジェリコを背中からエプロンへ叩きつけて畳みかけた。

しかし、リング上での攻防が再開されるとジェリコが反撃を開始、パワフルな攻めでカバーを狙いながらパンクの動きを封じ込めに出た。パンクは自力で脱出すると、得意の攻撃パターンへ持ち込もうとするが、決定打を狙おうとするところでジェリコに封じ込まれてしまう。

ジェリコはコーナー最上段からの攻撃を仕掛けるが、パンクに封じ込められ、さらに得意とする攻撃パターンも抑え込まれながらも、反撃に出たパンクを一蹴、カバーに入った。しかし、パンクは跳ね返し、さらにジェリコのブルドッグを回避、コーナーにはまったジェリコの背中に膝を打ち込むとGTS敢行をアピールした。

ジェリコは、パンクの背中に担ぎ上げられながらも脱出、ロープの反動を使って反撃を試みたが、パンクは再度捕獲、しかし、ジェリコはするりと抜けてパンクを押さえ込み、ウォールズ・オブ・ジェリコを仕掛けた。パンクは丸め込もうと試みたが、ジェリコの得意技に捕まってしまった。

パンクは苦痛にさらされながらもロープへ到達、ブレイクを命じられたジェリコはロープの反動を利用して攻めに出たが、パンクはジェリコを捕獲して素早くGTS を放った。ジェリコは一撃を叩き込まれると、そのままフロアへと崩れ落ちてしまった。

すると、突然ウマガが出現、手に持っていたストラップ(革ベルト)でパンクを殴りつけ始めた。ここでレフェリーは試合終了のゴングを要請したが、ウマガは痛烈なトラースキックでパンクからダウンを奪うと、パンクを抱え上げ、逆さにした状態のままコーナーへ叩き込んだ。

さらに、ストラップでコーナーにパンクの両足を結びつけてスパイクで一蹴すると、フロアを下りてリングアナウンサーのジャスティン・ロバーツを威かく、ロバーツはおびえながらウマガにマイクを手渡した。ウマガは"サモアン・ストラップ・マッチ"なるルールによる対戦という挑戦状を言葉で叩きつけたのだった。

一方、ジェリコは試合後にロングGMのオフィスを訪れてミステリオとの再戦を要求した。ミステリオは第3試合前にJRの取材で問われた、マスクを着用して闘うことについて、ルチャドールにとってどれほど重要なことかを説き、さらに故エディ・ゲレロを引用しながら、史上最高のIC王座となることを約束したが、ジェリコとのエクストリーム・ルールズ・リマッチも既に承諾していた。ジェリコは、ロングGMの返答を耳にすると、不敵な笑みを浮かべてオフィスを去ったのだった。

ジグラー、後悔先に立たず!?

4試合目は、ここ最近で強引に存在感をアピールするドルフ・ジグラーが、R-トゥルースとのシングル・マッチに挑んだ。

試合が始まると、スピードある動きで先制を仕掛けてきたR-トゥルースに対して強靭な筋力を活用した、強引ともいえる攻めで対抗、早くも序盤でリング中央で封じ込めに入った。

R-トゥルースは、ジグラーの力強い攻めにさらされながらも、少しずつ、そのパワフルな攻撃を受け流し始め、シャープな打撃でジグラーを捉え始め、ついにブートでダウンを奪った。

R-トゥルースが、ついにコーナー最上段からの攻撃に出ようかという時だった。ジグラーは強引に引き落とすと、背後からR-トゥルースを後方へ引き倒し、後頭部からキャンバスに叩きつけて3カウントを奪取、勝利を収めた。

ジグラーが勝ち誇りながらランプを上がり、ステージにたどり着こうとした時だった。ザ・グレート・カリが現れた!今夜のカリは、パンジャビのプレイボーイならぬ、復讐の鬼と化している。ジグラーは後退を余儀なくされ、ついにはリングへ戻ってしまった。

その直後、R-トゥルースがジグラーめがけてコークスクリュー・フォアアーム・ショットを炸裂、さらにカリの巨大な手が伸びてきた。が、ジグラーは間一髪フロアへ転がり逃れると、フェンスを乗り越え、WWEファンの間を縫うように、猛スピードで逃げ去ってしまった。

カリは、復讐を完遂するまでジグラーを追撃するのだろうか!?

次回PPV王座リマッチのルールは!?

メインイベントの時が訪れた。この試合の勝者は、エクストリーム・ルールズPPVで行われる世界ヘビー級王座リマッチに適用されるエクストリーム・ルールの選択権を獲得できるのだ。今夜の試合を自ら提案したジェフの入場が始まると、場内は今夜最大の歓声に包まれた。続いて、ベルトを巻いたエッジの入場が始まると、今夜最大のブーイングが場内に沸き起こった。

組み合いで始まった試合では、ジェフがいきなりカバーを敢行、エッジは跳ね返したが虚を突かれた動揺を隠せない。エッジは、3回連続でカバーを狙われた挙句、フロアへ下りてジェフと距離を置いてしまう。

エッジは、"こんなはずではない"とでも言いたげな表情を見せながらも、ジェフを引き倒してリングへ戻り、反撃を狙う。しかし、ジェフのヘッドロックに仕留められ、動きを封じ込められてしまう。ジェフは、自力で立ち上がり、反撃を試みてきたエッジをコーナーへ追い込んで猛打攻勢を仕掛けると、だめ押しの振り子式キックを叩き込んだ。

ところが、この捨て身の一撃はジェフにもダメージとなって襲いかかった。エッジは、ここぞとばかりに渾身のブートでジェフを蹴散らしてみせた。エッジの顔からは、試合開始直後で見せた、不安げな表情は消え去り、両手を挙げてファンにアピールするレーテッドRスーパースターの表情がよみがえっている。

エッジは素早くフロアへ下りると、ジェフが倒れている側のリングサイドへ素早く周りこみ、エプロン際から痛烈な打撃攻勢を開始した。エッジは、ジェフをフロアへ叩き落とすと素早くリングイン、カウントアウトを待たずしてジェフをリングへ押し込むとカバーに入った。

ジェフは、カバーを跳ね返すと反撃を開始、エッジにウィップでコーナーへ送られながらも、そこからウィスパー・イン・ザ・ウィンドを敢行、エッジからダウンを奪った。ジェフは、カバーを返されながらも打撃で果敢に反撃、エッジを顔面からキャンバスへ叩き落すと、コーナー最上段へと向かった。

しかし、ジェフはエッジが立ち上がったのを見ると、リングを下りて対座式アトミックドロップ、ダウンしたエッジの両足を掴んだ、下肢めがけてのキックと畳みかけ、再度カバーに入った。

しかし、エッジも王者の意地を見せるかのようにキックアウトしてみせると、素早いネックブリーカーでジェフを仕留めてみせた。エッジがコーナー中段からの攻撃を仕掛けた時だった。ジェフはカウンターのドロップキックを炸裂、ベースボールスライドでエッジをフロアへと蹴落とすと、捨て身のプランチャを敢行、エッジもろともフロアマットに墜落した。

ジェフは、エッジをリングへ押し戻すとコーナーからレッグドロップを敢行、押さえ込んだが、エッジは3カウントを許さない。ジェフはツイスト・オブ・フェイトを狙ったが、エッジはジェフをコーナーへ突き出し、渾身のスピアーを狙った。が、ジェフはリープフロッグで回避、そのままエッジを丸め込むが3カウントを奪えない。

ジェフは再度ツイスト・オブ・フェイトを狙ったが、エッジはバックスライドで対抗、しかしジェフも3カウントを許さない。ジェフは、立ち上がると反撃を試みるエッジをついにツイスト・オブ・フェイトで仕留めることに成功、這い上がるようにコーナー最上段へと到達した。が、なんとエッジが立ち上がって反撃を開始した。

ジェフは、スーパープレックスを狙うエッジを弾き落とすと、素早くスワントーンボムを敢行、ついに3カウントを奪って勝利を収めた。試合後、ジェフはトッド・グリシャムの取材に対してラダー・マッチによるリマッチを宣言、アバラを押さえて座り込んでいるエッジの前で王座奪取を予告してみせたのだった。エッジは神妙な表情を見せながら、ベルトを抱きかかえるようにして退場していった。

[試合結果]

GAME RESULT
1試合目
◎ジョン・モリソン & クライムタイム(JTG&シャド)
VS
×シェルトン・ベンジャミン & リッキー・オーティーズ & チャーリー・ハース
2試合目
女子王座第一挑戦者決定戦
◎ミシェル・マクール

vs.

×ゲイル・キム
3試合目
失格判定
◎CMパンク

vs.

×クリス・ジェリコ
4試合目
◎ドルフ・ジグラー

vs.

×R-トゥルース
5試合目
ノンタイトル/王座戦向けエクストリーム・ルールズ選択権争奪戦
◎ジェフ・ハーディ

vs.

×エッジ

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