HALL OF FAME

ステータス

名前 ハワード・フィンケル

バイオグラフィー

ドロップキックやアームバー? それは彼のレパートリーではない。皮肉なことに、リングで見せた最高の勝利は、 1998年サマースラムで行われた髪切りマッチの勝者側に立った時だった。最もフィギュア・フォーに引っかかりそうになった 瞬間は靴のひもを結んでいる時だったと、冗談交じりに笑うはずだ。それにもかかわらず、この人物は間違いなくWWE屈指の影響力を持っていた。

この男とは、もちろん、WWE史上最も有名なリングアナウンサー、ハワード・フィンケルだ。

マディソン・スクエア・ガーデンのような会場にうってつけの響き渡る声とマイクを武器に、ニュージャージー出身のフィンケルが 築いたリングアナのスタイルは、輝かしいWWEの歴史そのものを彩ってきた。ハルク・ホーガンやストーンコールド・スティーブ・オースチン といった人物がすぐにWWE王者として人気を博したのも、ハワード・フィンケルの美しい音色による部分は大きい。 毎試合後に響き渡るフィンケルの声は、世界中にいる何百万人というファンに喜び、不安、興奮という感情を伝えた。特に 「そして、ニューーーーワールドチャンピオンは・・・」と力を込めながらコブシを回す時には、その瞬間にリング上で生まれたばかりの歴史に、 すぐさま重みと深みが加わった。フィンケルの声こそがすべてだったのだ。

スポーツ・エンターテイメント界が誇る最大の祭典が25周年を迎えるこの時に、WWEがハワード・フィンケルをホール・オブ・フェイムに誘うことにも 意味がある。WWEの初、かつ最長雇用記録を持つ社員であることに加え、歴史を彩ってきた全PPVイベントでカメラ前に登場したことがある唯一の 人物でもある。だからこそ、25周年大会はその功績と美声を認める絶好の機会なのだ。

どういうわけだか、長年"ザ・フィンク"と愛されてきたフィンケルは、自分は社員ではないと丁重に否定するかもしれない。社員とは仕事を与えられる 人物のこと。だが、1975年以来、ハワードは自分の愛すること、WWEファンとのコミュニケーションを取り続けている。マイク・パフォーマンスであれ、 WWEライブイベントのリングアナウンスを段取ることであれ、WWEuniverse.comでほぼ毎日ブログを更新することであれ、WWE.comの編集者として 計り知れない価値のあるWWEの知識や情報を提供することであれ、何よりもまず、ハワード・フィンケルはWWEファンのファンなのだ。 そんな”ザ・フィンク”をファンは心から愛している。だからこそ、WWEは2009年4月4日、誇りを持ってWWEの声をホール・オブ・フェイムに紹介する。

WWEスペシャルリングサイド2009 2009年に放送予定のPPVが全て視聴可能な最強セット

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