ニュース : 2017

リック・ルードがWWE殿堂入り

「ラビシング(魅惑的な)」というニックネームで知られたリック・ルードが2017年WWE殿堂入りすることが決まった。スポーツ専門ブログのBleacher Report(ブリーチャー・リポート)が最初に報じたもの。また2009年に殿堂入りしたリッキ・スティムボートがプレゼンターを務めることも明らかになった。
ミスター・パーフェクトことカート・ヘニング、デモリッションのスマッシュ、ニキタ・コロフらを生んだミネソタ州ロビンズデール出身のルードは、当初ロード・ウォリアーズの用心棒やアームレスリング選手を生業にしていた。

プロ入りすると190cm、113kgという恵まれた身長と、ギリシャ彫刻のように鍛え上げらた身体を武器にデビュー。きれいに割れた腹筋と隆起した二頭筋を見せつけながら、ニックネームさながらに全米の女性ファンを魅了した。
メンフィス、カナダ、ジョージア、テキサスとあらゆるテリトリーで王座を求めて闘った後、1980年代にワールド・クラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)に参加すると同団体の初代世界王者に君臨。その後はジム・クロケット・プロモーションに参加してマニー・フェルナンデスとタッグ・チーム「レイジング・ブル(怒れる猛牛)」を結成。NWA世界タッグ王座を獲得した。

WWEに入団したのは1987年後半。マイクを持ってリングへ上がると肉体美を誇示しながら女性ファンに写真撮影を勧めるナルシストキャラとして活躍。しかし試合となれば容赦のない攻撃スタイルと得意のネックブリーカー「ルード・アウェイクニング」でライバルを圧倒した。
名マネージャーのボビー・ヒーナンをリングサイドに従えて成功街道を歩んだルードはジェイク・スネークと抗争した後、1989年に開催されたレッスルマニア5でアルティメット・ウォリアーを倒してインターコンチネンタル王座を獲得。その後は1990年に退団するまでロディ・パイパーやビッグ・ボス・マンと激しい闘いを繰り広げた。
1991年にWCWへ参加するとポール・ヘイマン率いるデンジャラス・アライアンスの中心的人物として活躍。スティングを倒してWCW時代初戴冠となるUS王座を獲得。その後は引退の遠因になった背中のケガを負うまでにリック・フレアーやロン・シモンズ、ベイダーらと闘った。

1997年にECWでアナウンサーとして復帰。その後はWWEでD-ジェネレーションXの「保険」として活躍。その後はnWoの一員として参加したWCWで1999年前半まで活躍。同年春に早逝した。
「魅力的」というニックネームを欲しいままに活躍したルードにとって、WWE殿堂は最もふさわしい居場所になるだろう。

2017年WWE殿堂式典は米国現地時間2017年3月31日にフロリダ州オーランドでとり行われる。


2017年3月7日
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